カポール
解説
フタバガキ科。学名 :Dryobalanops spp
ボルネオカンフーウッド(Boruneo camphou woode) 、
和名はリュウノウジュ(竜脳樹)。
木材業界の商業名はカポール。マレー、スマトラ、ボルネオに数種が分布する。
散孔材。
生長輪はなく、垂直樹脂道がある。
心材は淡紅褐色などで肌目は粗い。中庸ないしやや重硬。
建築構造材・造作材、車両、船舶、器具などの用途があり、
合板、とくにコンクリート型わく用合板に作られる。
樹から芳香ある樹脂の竜脳が得られ、香料、薬用となる。
建築構造用材(内部造作、床板等)、車軸。 この木から採取される竜脳は葉用香料の原料となる。
制作者は何度か産出地でこの木の検品をしたことがある。
樹形
上4枚 マレーシア クアラルンプール フリム(マレーシア森林研究所)
(FRIM (Forest Research Institute Malaysia) 2009年11月12日
▲▲▲ シンガポール シンガポール植物園 2008年5月18日
サラワク 2010年9月1日
カポールの生産地
より詳しくは
シンキルテンバー 北スマトラの木材輸出会社です