レッドオーク
解説
ブナ科。落葉高木。北米、ヨーロッパ、イランに分布する。レッドオ-クは10種類以上のコナラ属の樹種の総称である。
木理は粗。比重は0.63。高さ35m。直径1.5m。環孔材。
辺材は白色淡紅色で幅は約30mm、心材は淡紅色から濃紅褐色。
心辺材の区別は明瞭。
丸太によってそれぞれ材色が異なる。ホワイトオークよりやや軟らかく、肌触りはやや粗く、導管が列を
成しているので板目はとくに粗い。乾燥は容易。加工性、着色性ともによい。
内装材、家具、木工品など広く使用されるが、
導管が大きく通っているので液体を通しやすいため、樽用材としては使えない。また柾目板の杢はホワイトオ-クに比べて劣る。
木目
葉
北海道大学植物園 2014年9月13日
▲▲ チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日
樹形
ニューヨーク植物園 2012年5月2日
▲▲ チェコ カレル大学付属植物園 2015年9月21日
樹皮
北海道大学植物園 2014年9月13日