フサフジウツギ
解説
フサフジウツギ(房藤空木)
フジウツギ科フジウツギ属。落葉低木。別名チチブフジウツギ、ニシキフジウツギという。北海道南部から九州まで分布する。宮城県以南の太平洋側に多い。また中国、アフリカ北部、北アメリカなどに分布している。この名は、「藤」を思わせる花、葉っぱは対生して「空木」のようであることからついた。高さは3メートルほどになり、卵状長楕円形の葉が対生、裏面には柔らかい星状毛が密生している。6-7月頃、枝先の円錐状花序を出し、淡紫色の小さい花をいっぱいつける。 稀に白花もある。果実は朔果である。