チーク
解説
クマツヅラ科。学名:
Tectona grandis 英名:
teak 落葉高木。タイ、ミャンマー、インド、インドネシアに分布する。木理はやや粗。比重は0.68。
直径2m。環孔材的散孔材。心材は淡褐色~黄褐色~褐色、ときに黒色の遠をもつもの(縞チーク)がある。
辺材はほぼ白色。光沢があって美しく、独特の芳香がある。硬い割には加工が容易で、サンダーもかけやす
い。
弾力があるので曲げに強い。十分に乾燥したものは狂いが少なく、虫にも強い。木目はローズウッドのよ
う な華やかさはないが、飽きのこない、しっかりとした主張がある。第一級の家具材で、また建築装飾材・造作
材、船舶(甲板材として最良、その他各部)、車両、土木、枕木、器具、彫刻、薪炭など用途が多い。日本に
輸入されるものの多くはスライスドベニヤとして天然木化粧合板その他に使われる。
インドネシア ジャワ島のチーク関係写真
木目
チーク 板目
チーク 柾目
葉
上3枚 ベトナム ハノイ植物園2016年1月5日
オーストラリア ケアンズ フッカー植物園2004年10月25日
実
ベトナム ハノイ植物園2016年1月5日
樹形
オーストラリア ケアンズ フッカー植物園2004年10月25日 以下2枚と同じ場所です。
オーストラリア ケアンズ フッカー植物園2007年7月
オーストラリア ケアンズ フッカー植物園2007年11月
▲▲ベトナム ハノイ公園2016年1月5日
インドネシア ジャワの植林地巡り