エゴノキ
解説
エゴノキ科。落葉小高木。
高さ10mになる。北海道南部から琉球まで、朝鮮半島、
中国中部、台湾、フィリピンに分布している。わが国では原野、低山地に
普通であ る。
葉は互生し卵形で、5-6月に枝に白い花を多く並んで垂れ下げ、よく目につく。
散孔材。黄白色で緻密、やや重硬。器具、玩具、寄木、薪炭などの用途がある。
以下産経新聞99年5月24日朝刊 産経抄より
1.エゴノキは欧米にはありません。産経新聞の記事で掲載されていたものですが、
英国に輸入されたエゴノキは「日本のスノーベル(雪の鈴)」と呼んで親しまれ、
ほのかな芳香を放って散りつづける花のさまを見ていると、心がしずまるという。
しかし逆に、息苦しさを感じるという人もいるらしい。
「山萵苣(やまぢさ)の白露しげみうらぶれし 心に深くわが恋止(や)まず」。
万葉集にでてくるこの「やまぢさ」はエゴノキのことだという。
花
通勤途中 2002年5月5日
葉
花の文化園 2013年7月28日
樹皮
この木に関する俳句
えご