カキ
解説
カキノキ科。落葉高木。高さ5-10m、直径1mになる。日本、中国に分布している。
木理はやや精く、比重は0.65~0.85。散孔材。直立し上部で枝分かれする。
葉は互生し、広楕円形などで長さ7-12cm。雌雄同株であるが、雌・雄花の別があり、
秋に橙黄色の大きい肉質の果実がなる。
本州西部以南に野生状のものがあるが、本来わが国に自生のものかどうかは不明。
果樹として全国に広く植裁されている。心材のでき方が不規則で堅く緻密、
黒色の縞や濃淡のあることが多く、一面黒色のものを黒柿という。 重硬で建築装飾材、家具、器具などに使われる。
とくに黒色のものは黒檀の代用として珍重される。葉は薬用として、
渋は渋紙と塗料として用いられる。
学名は日本名から、ディオスビロス・カキとつけられていて、英語でも
kakiで通じる。
花
▲▲▲ 大阪市立長居植物園 2013年5月19日
蕾み状態 通勤途中2013年5月20日
実
大阪市立長居植物園 2013年6月30日
大阪府河内長野市 花の文化園 2014年9月23日
表皮
葉
▲ 大阪市立長居植物園 2012年10月8日
▲▲ 大阪府立服部緑地都市緑化植物園 2014年5月11日
錦織公園 2024年1月11日
干し柿
場所:江戸東京たてもの園
RanRanさん 2014年12月7日facebook投稿
この木に関する俳句
かき