ノリウツギ
解説
糊空木 アジサイ科アジサイ属の落葉低木。学名:Hydrangea paniculata 別名サビタ、ノリノキ、トロロノキ
中国南部および東部、ロシア (サハリン)、韓国、日本な分布し平野部から山地に自生します。
樹皮を水につけると糊がとれ、これを和紙をすく糊(接着ではなく紙の繊維を均一に分散にするため)に使います。このことからノリウツギと呼ばれています。また中国では花や根を去痰などに用います。
高さ 1~5メートル。
葉は広楕円形で、鋸歯があり、長さは 7~15センチ。
開花時期はアジサイよりも遅めで、夏の終わりに、ピンクがかった白い小花とともに、クリーム色の白い肥沃な花の大きな円錐形の円錐花序をつけます。花の少ない夏にはありがたい樹種です。
花
ドイツ・ミュンフェン植物園 2013年9月23日
▲▲▲河内長野 花の文化園 2013年7月28日
神戸市立森林植物園 2013年10月14日
神戸市立森林植物園 2016年12月18日
樹形と葉
神戸市立森林植物園 2000年4月30日