ツゲ
解説
ツゲ科。 常緑小高木または低木。
山形県以南の本州、四国、九州(屋久島まで)
に分布するが、石灰岩、 蛇紋岩地帯に見られる。鹿児島県などで植裁されている。
アサマツゲ、ホンツゲとも呼ばれる。漢字は黄揚。 高さ1-5m。
葉は対生し、楕円形、
倒卵形で長さ1-2.5cm材は散孔材で、黄白色、黄色、黄褐色、日本産材 中最も
緻密で重硬。
昔から伊豆七島、鹿児島県などで植裁が行われ、櫛の随一の材として
多く用いられた。 現在でも親しまれている用途は印判であるが、このほか、浮世絵の
精密な描線を描くときの版木に使われたり してきた。
また器具、機械材などになる。
葉
大阪市北区 2014年11月28日
堺 大泉公園4月8日
▲▲ 大阪市北区 2014年11月28日
この木に関する俳句
つげ