クサギ
解説
 クマツヅラ科クサギ属、臭木と書き、葉に特異な臭気がある
 ところから名づけられ、枝先に集散花序をだして白い花を
 つけ、藍色の実が熟す頃に星状に横に開いて、その美しさ
 をきわだたせ果実は黒い球形で色のコントラストが美しい
 にもかかわらず、クサギという名はかわいそうという人も
 いる。
 開花時期は8月~9月、実は10月~11月、樹形は逆傘形で
 樹高3~5mの落葉低木で葉の長さ8~15cm、花冠の長
 さは2~2.5cm。
 春に出る若葉をゆでて水にひたし、あく抜きをしてひたし
 物にして食べる。
よくぞこの臭さを食べる物好きがいる
 ものだという人もいますが、静でたり蒸したりしたあと、
 水で晒すと臭みや苦みが消えるからでした。
葉
 
 北海道大学植物園 2014年9月14日
花
 
 
▲▲錦織公園 2023年8月2日
 
 
▲▲長居植物園 2012年7月29日
実
 
 
▲▲神戸市立森林植物園 2013年10月14日
   
 
▲▲ 北海道大学植物園 2014年9月14日
 
樹形
 
錦織公園 2023年8月17日
この木に関する俳句
くさぎ