ヤマブキ
解説
山吹 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。学名
:Kerria japonica 北海道から九州、中国に分布する。高さ1-2メートルで、低山の明るい林の木陰などに群生する。茎は細く、柔らかく、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。葉は鋸歯がはっきりしていて薄い。晩春に明るい黄色の花を多数つける。多数の雄蕊と5~8個の離生心皮がある。心皮は熟して分果になる。この花は古くから親しまれ、一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種が好まれ、よく栽培される。
花
大阪市大植物園4月9日
八重花 長居植物園 2015年4月26日
有名な「七重八重はさけども山吹のみのひとつだに無きぞかなしき」の話のポイントになった山吹はこの種
大阪市立大学附属植物園 2012年4月7日
樹形
大阪市立大学附属植物園 2012年4月7日
この木に関する俳句
やまぶき