イヌコリヤナギ
解説
落葉低木で雌雄異株。双子葉植物 離弁花類 ヤナギ科 ヤナギ属
落葉低木
生育環境:ブナクラス域・川畔・湿地・水辺・湿潤泥地
分布:北海道、本州、四国、九州
花期:3・4・5月
果期:5・6月
用途:護岸・編み物・生け花・切り花・樹皮で傷の消毒・ 内河は虫歯に詰める。枝で籠をつくる。
山地の水辺や湿り気の多いところには決まって生えている、もっとも ふつうのヤナギで、主幹ははっきりせず、枝が横向きに出ていることが多い。葉は長楕円形で、先は丸く、葉に柄がない。
実ると白い綿毛に包まれた種子は柳 絮となって、風に飛ばされていく。 コリヤナギに似ているが、枝が曲がっていて、行李をつくるのには役立たないところからイヌとつけられた。
葉
▲▲ 北海道大学植物園 2014年9月14日