学名「 Araucaria araucana」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 92088―1 ナンヨウスギ科(Araucariaceae) アロウカリア属 針葉樹
- 学名
- Araucaria araucana
- 和名・商業名
- チリーパイン
- 英名・商業名
- Chile pine
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「チリーパイン」、代表英名「Chile Pine」。アラウカリア、チリマツ、フサナンヨウスギ、モンキーパズル、ヨロイスギ、Chilean Pine、Monkey Puzzele Tree、Monkey Puzzle(英国)、Pinho,Pinho de Parana(ブラジル)、
- 主たる分布
- 南米南部
- 樹種解説
- 常緑高木。大きいものは樹高50mにもなる。英名は硬い葉、凸凹の幹、猿が登れないということから「サル泣かせ」という意味。分布はチリやアルゼンチンのアンデス山脈で、火山性の山の斜面地に生育。樹冠は独特でキノコ形。千年以上を生きている木も多く長寿の木。枝の先に丸い球果をつける。チリのペウエンチエ族はこの種子を主食としている。栄養に富み、料理するとおいしい。収穫祭や豊作祭の行事に重要な木。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 6+
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 4.曲げヤング係
- 6+
- 5.縦圧縮強さ
- 7
- 6.縦引張り強さ
- 6+
- 7.曲げ強さ
- 6+
- 8.せん断強さ
- 6+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- IUCNレッドリスト1994年版 Ver.
2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(B1+2c)となっている。
- 基準解説
・分布域の大きさが、20,000km2
未満、あるいは生息地の面積が2000km2未満と推定され強度の分断がある、若しくは知られている生息地が10ヶ所以下の場合。・分布域の大きさが、20,000km2
未満、あるいは生息地の面積が2000km2未満と推定され、生息地の面積、大きさ、質などで、連続的減少が観察、推論、予期された場合。
- ワシントン条約
ワシントン条約付属書(2007.3.28)Ⅰに指定されている。輸出禁止。
- 参照・参考
- 世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、AleenCoombesTrees500、Eyewitness Companion
Trees(2007)、Simon&Schutrer's guide toTREES(1989)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)、TRAFFIC EAST ASIA-
JAPAN(2007)
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