学名「Taxus brevifolia 」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「イチイ」。太平洋鉄木アララギ、オンコ、トゥルーマホガニー、パシフィックメキシコユー、ユー、ユーの木、tamarisk、
主たる分布: サハリン、千島、日本、朝鮮、中国東北部、シベリア東部、北アメリカ西部
樹種解説: Taxas brevifolia常緑中高木。樹高20m。直径70ｃｍ。分布は温帯北部、亜寒帯の日本各地の山地に自生する。葉は深緑色で細長く、上を向いた枝ではラセン状につき、横に伸びた枝では、葉がねじれて左右にぎっしりと2列に開いて並び羽状になり、先端が鋭くとがり触ると痛い。また葉や種子には、アルカロイドのタキシン、タキニシン、フラボノイドのスチアドピテシンなどが含まれている。雌雄異株。樹皮は赤褐色。心材と辺材は明瞭で、年輪の幅は非常に狭い。心材は濃赤褐色、辺材は淡色。保存性は高く、切削などの加工が容易である。用途は製材の歩留まりが悪く、板や柱として使われることは少なく、大きいものは凹凸ある丸太のままで、その雅致を生かして床柱となる。多くは細工物に使われる。

主要な材質・強度性質表・グラフ

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 Near Threatened (LR/nt) - （準絶滅危惧）と指定されている。
基準解説: －情報なし－
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考: 世界の木材９００種（1975）、米材樹種ガイド（1994）、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）

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