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学名「 Swintonia spicifera」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 1846805―1 マメ科(Fabaceae) Swintonia属
- 学名
- Swintonia spicifera
- 和名・商業名
- メルパウ
- 英名・商業名
- Merpauh
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「メルパウ」、代表英名「Merpauh」。太平洋鉄木イピール(フィリピン)、ホンジュラスマホガニー、ランポー(タイ)、Baywood(メキシコ)、Civit Taungthayet(ミヤンマー)、Civit(パキスタン)、Merpau、Merpauh(マレーシア)、Muom(カンボジア)、Taung Thayet、Thayet-Kin(インド)、
- 主たる分布
- インドネシア、マレーシア
- 樹種解説
- 樹高50m前後。直径60~80cm。樹幹の形はいろいろだが、しばしば直径1―1.5mの大きな丸太が採取できるようなものもある。板根が2~3mの樹高になる。産地はタイ、イントシア、アンダマン諸島、マレー半島、ニューギニアなど東南アジアの熱帯地域に広く生育。心材と辺材の色の違いははっきりとしている。辺材は灰黄色~淡黄色。心材は黄色~帯赤黄色・帯赤州色。外気に触れると暗褐色となる。肌目は粗。木理交錯。ときに波状杢が出る。耐朽性および白蟻に対する抵抗性はきわめて高い重硬材。乾燥は遅いが、ほとんど欠点は生じない。乾燥すれば、利用の際は安定している。製材や機械加工はかなり難しいが、注意して加工すれば、仕上がり面は良好である。用途は重構造材、橋梁、建築材(内装用)、土台、床板、楽器、枕木、机やイスのような家具など。雨にさらされると、赤い色が流れ落ちて、建物の石造部分を汚すので、木材をよく保護することが必要である。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 8+
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 4.曲げヤング係
- 9+
- 5.縦圧縮強さ
- 9+
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 9
- 8.せん断強さ
- 8+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 Least Concern (LR/lc)
「軽度懸念」と指定されている。
- 基準解説
- -情報なし-
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考
- 世界の木材900種(1975)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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