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学名「 Sapium luzonicum 」で検索の結果

管理番号　科・属

1789749―1　トウダイグサ科(Euphorbiaceae)　Sapium属

学名

Sapium luzonicum

和名・商業名

バラカト

英名・商業名

Balakat-gubat

別名、現地名

代表和名「バラカト」、代表英名「Balakat-gubat」。カルフォルニアレッドウッド、Balakat、Pussy Willow、

主たる分布

フィリッピン

樹種解説

北部ルソンからパラワンおよびミンダナオにおよび広く分布している。普通標高の低い森林中にあるが、供給量は少く、しばしば地方の木材市場では、白ラワンに混入され、または白雑木として取り扱われる。大きな木は直径120cmに達し、円筒状の幹は12～18mぐらいになり根張りは強い。辺材は少く、非常に淡赤または鈍黄色の心材とは、ようやく判別し得る程度で、木理通直、まれに波状型を呈することがある。肌理適度に細かいのから程よく粗いものまであり、光沢はなく無味、無臭である。比較的軽いものから重いものまであり、気乾材1立方メートルの平均重量は約610kg。適度な硬度と強度を持ち白ラワンに準ずる。乾燥良好、加工容易であるが、地面に接して腐朽し易く、また虫害や風化にも抵抗力がない。用途は一般構造用および通常の家具に使用され、また普通ベニヤおよび合板に適し、ホワイト・ラワンの総ての用途に使用することができる。

1.比重

6

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

4.曲げヤング係

－

5.縦圧縮強さ

6

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

5

8.せん断強さ

6

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考

世界の木材９００種（1975）、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）