学名「Saccoglottis gabunensis 」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「オゾウガ」、代表英名「Esua」。ラシアンオーク、Akouapo(コートジボワール)、Atala or Ntala（ナイジェリア）、Bidou、Ozouga、Tala、Tssoua、Webango、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 樹高約100フィート、直径フィートに達し枝下60フィートになる。コートジボワール、ナイゼリア、ガボン、シエラ・レオネおよびカメルーンに分布している。材は中度の褐色で、辺材と心材の間は、わずかに異る。少し模様を現わし、木理および肌理はカナダのエロー・バーチにいくらか似ている。非常に堅くて重い材で、気乾材1立方フートの重量は約50～58ポンド。耐久力があり、かなり加工容易と伝えられている。フランスで作られた試験によれば、この材は最大圧縮強度1平方インチにつき10.170ポンド（英国のオークは7.210ポンド）、また側面硬度はビルマのパドック（Padauk、シタン）に比較される。その重量から考えて非常に強靭ではないが、ビルマのチークの組にされ得て、適度の衝撃抵抗力がある。用途はこの材は、むく材で内部装飾家具、鉄道客車製造などに使用され、また床張りに可能である。用途は外装、港湾、枕木、船舶、構造、フローリングなど。

主要な材質・強度性質表・グラフ