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学名「Pseudotsuga japonica 」で検索の結果

管理番号 科・属
1742705―1 マツ科(Pinaceae) トガサワラ属 針葉樹
学名
Pseudotsuga japonica
和名・商業名
トガサワラ
英名・商業名
Japanese Douglas Fir
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「トガサワラ」、代表英名「Japanese Douglas Fir」。栂椹、徳達松(中国)アカツガ、ゴヨウトガ、サワラトガ、セイヨウハコヤナギ、ベイマツ、Supa(フィリピン)、
主たる分布
日本
樹種解説
常緑大高木。樹高30m、胸高直径1mに達する。北米産のベイマツは、同属の木材で、こちらは一般的である。分布は本州中部(三重県、奈良県、和歌山県)、四国(高知県)などの一部に分布している。心材と辺材の境界ははっきりしている、心材は淡紅褐色。辺材は黄白色。早材から晩材への移行は急で、年輪は明らがである。肌目は粗で、木理は通直である。肌目は荒い。心材の耐久性は小。材はやや軽軟であるため、切削・加工は容易。表面仕上は普通。木材の保存性は高くないが、水中では高い。乾燥は容易である。ベイマツとは区別しにくい。銘木としては、床柱、造作材、床廻り材、羽目板材、縁甲板などに使用される。一般用途は建築、器具など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
7
5.縦圧縮強さ
7
6.縦引張り強さ
7
7.曲げ強さ
7
8.せん断強さ
7
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(D2)となっている。
基準解説
・個体群がとても小さく、あるいは制限されており、かつ生息地の面積(典型的には100km2 未満)が、あるいは地点の数(典型的には5地点以内)が極度に制限されていることで、個体群が特徴づけられている。このような分類群は、不測の 将来において、きわめて短期間に、人間活動の影響(もしくは、人間活動によってその影響が増大する確率的出来事)を受ける傾向にあり、そしてま た、きわめて短期間のうちに「絶滅寸前」あるいは「絶滅」にすら至ってしまう。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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