学名「Anisoptera brunnea 」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: --情報収集中--
主たる分布: フィリッピン
樹種解説: この木の生えているのは海岸の浜やマングローブ沼沢地背後の低地が最も発育がよい。一般に群生して分布する。供給は地域的には豊富である。ダガン(Anisoptera aurea Foxw.）に似て、この木は少しはなれて見ると、葉の低面がチョコレート褐色になっているのが非常にはっきり見え、また幹は淡色である。直径180cmにも達するが、大体60～80cmが普通の大きさで、樹高は25～30mになる。樹冠は不規則で半ば開いているが、濃密で特に雨期には濃い。乾燥期にはその全部が落葉するが、数日にして新葉が生ずる。葉は楕円形で、先と元とは鈍くとがるか、または丸くなっている。葉柄はむしろ長く2～4.5cmでほっそりしている。葉の長さ6～12cm、幅3.5～5.5cmである。皮は灰色で、下部は紅色にして他はパロサピスと同じである。材質）大体パロサピスと見分けがたいが、大抵バラ色の条を現わし、特に新材の板面に著しい。用途はパロサピスに同じ。

主要な材質・強度性質表・グラフ