学名「 Mora excelsa 」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「モラ」、代表英名「Mora」。ドドメ、Morabukea,Mora(ギニア)、Nato（エクアドル）、Pracuuba(ブラジル)、
主たる分布: 南米北部
樹種解説: 心材は淡褐色から濃暗赤色まで多様にあり、辺材は灰色から帯黄白色で限界を明らかにし、厚さ2インチ～6インチと変化がある。木理通直から不規則と種々あり、肌理やや粗く、1立方フートの重量は56～66ポンド、平均62ポンド。うまく操作しないと、干割れを生ずるので、乾燥に注意を要す。高い強度を持ち、非常に堅牢で強く、磨滅や割裂にたえることができる。心材は非常に耐久力があるが、抵抗力がない。また辺材はピンホール虫に害され易い。モラは防火性がある方である。材は切断やや困難であるが、通直木理材は鉋削り良好、釘もち非常によく、また高級磨きが得られる。高度の耐久力があり、磨耗に抵抗力がある。用途は造船用材、舗道木、家屋の骨組、鉄道枕木、重構造用材にすぐれている。防火性がある方に組し、またボート建造には、オークの代用に使用することができる。

主要な材質・強度性質表・グラフ