学名「 Melanorrhoea spp」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: --情報収集中--
主たる分布: インドネシア、マレーシア
樹種解説: 常緑樹または亜落葉樹で根張りは小さく、樹冠はやや濃密な方である。皮はほとんど滑らか、またはいぼがあり、また不規則に薄片となってはがれ、通常帯赤色で黒い樹液が滲出し、外気にさらせばすぐ暗色になり、最後に黒色に変る。樹液は強い刺戟性のある毒性をもち、皮ふに触れると激しいかゆみを生じ、蕁麻疹を起す。揮発性で芳香がある。軟性アルカリを塗布することによって十分容易に治療ができる。材は適度に堅くて重く、木理浅く組合い、肌理はやや細かくて均一。辺材は帯白色で普通多くの種類がやや広く、心材は赤色で年を経れば暗色になり、暗色または帯黄色の帯状および条斑の装飾的杢目をもつ。シリカを含むので、機械加工の刃物が痛む。この材は通常天然の欠点がなく、かなりの耐久力がある。乾燥良好、乾燥後は毒性の危険はほとんどなくなる。収縮率は非常に低い。用途は唐木類の代替材、家具、キャビネット、床柱、仏壇、化粧単板、額縁、寄せ木細工、梱包、パレットなどにる。

主要な材質・強度性質表・グラフ