学名「 Gmelina arborca」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「メリナ」、代表英名「Gumari」。キダチヨウラク、パンヤノキ、Gumhar、Scaley ash(ニューギニア)、
主たる分布: 熱帯アジア、西アフリカ(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説: 落葉樹で樹高20m。分布はインド、ビルマからインドシナへかけて。かつてミラクルツリーと呼ばれた早生樹。成長が早いため、アフリカ、東南アジア、ブラジルなどの地域で、パルブ資源問題の解決のため造林された。心材と辺材の境はややわかる程度。心材は褐色を帯びた黄色で、やや光沢があり、辺材はより淡色である。肌目は粗で木理は通直あるいは交錯する。軽く軟らかい。材面には油あるいは蝋状の感触がある。加工は良好で、仕上がり面は滑らかである。単板切削は難しくない、接着および釘うちは容易である。乾燥には長い時間が必要である。保存性は高くはない。心材への保存薬剤の注入は抵抗が強く難しい。用途は引き出しの側板などの家具、天井の裏桟、彫刻、合板、ハイヒールの踵、バルブ原料など。

主要な材質・強度性質表・グラフ