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学名「 Fitzroya cupressoides 」で検索の結果

管理番号　科・属

1425406―1　ヒノキ科（Cupressaceae）　Fitzroya属　針葉樹

学名

Fitzroya cupressoides

和名・商業名

アレルシ

英名・商業名

Alerce

別名、現地名

代表和名「アレルシ」、代表英名「Alerce」。パタゴニアサイプレス、パタゴニアヒバ、ポプラ、Alercholz（ドイツ）、Lahuan（チリ）、Patagonian Cypress、Ｐａｔａｇｏｎｉａｎ FirPatagobuab Cypress、Sapino、

主たる分布

南米南部

樹種解説

この材は、チリでの木材最高級品と言われ、世界中でも最良で最有用材とされている。この材は、外観材質ともにカリフォルニア・レッドウッドに似ており、より引締った材である。辺材は薄くて白色で一般には利用されない。心材は赤褐色で、外気にさらせば深色から濃色、暖赤色となり、時々明色と暗色の交互の縞を伴う。乾燥容易で乾燥した時は非常に変形するのみで、悪条件下でも形をよく保つ。重さの割合にかなり強い。心材は非常に耐久力があり、またこの材質は、非常に変化がある。材質非常に温和で、手用および機械作業で加工容易。他の道具によって粉解する傾向がある。ワニス塗りや他の仕上げがよい。用途は構造用材、屋根板、窓枠、指物細工、木工製品、帆柱、造船、航空機用材、導水渠、電柱、桶屋材、家具、楽器、鉛筆、葉巻タバコ箱など。

1.比重

6

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

－

全収縮率

－

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

－

全収縮率

－

4.曲げヤング係

6

5.縦圧縮強さ

7+

6.縦引張り強さ

4

7.曲げ強さ

5+

8.せん断強さ

6+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IＢ類、Endangered（ＥＮ）、と指定されている。基準は(A1cd+2cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去１０年間、あるいは３世代の間に、少なくとも５０％の縮小が観察、推論さ れる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、あるいは３世代の間に、少なくとも５０％の縮小が観察、推論される。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の１０年間若しくは３世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも５０％の縮 小が予測あるいは想定される・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の１０年間若しくは３世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも５０％の縮小が予測あるいは想定さ れる

ワシントン条約

ワシントン条約付属書（2007.3.28）Ⅰに指定されている。輸出禁止。

参照・参考

世界の木材９００種(1975)、世界の針葉樹(1987)、AleenCoombesTrees500、熱帯産主要木材(1958)」Tree of Britain &Northern Europe（1982）、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）、TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN（2007）