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学名「 Fagus grandifolia 」で検索の結果

管理番号 科・属
1420401―1 ブナ科 (Fagaceae) フナ属
学名
Fagus grandifolia
和名・商業名
アメリカンビーチ
英名・商業名
American beech
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アメリカンビーチ」、代表英名「American beech」。掬アメリカブナ、イエローバーチ、ビーチ、ポプラ、Punah、
主たる分布
北アメリカ東部
樹種解説
樹高18-24m、直径30-80cm。北米大陸の東部の比較的樹高が低い地域に生育している。アパラチア山脈の南部地域では、2、000mぐらいの所まで、さらにフロリダ州の北部にも生育している。ときには、ほとんど純林を形づくることがある。木材の最大の生産地は大西洋岸中央部の諸州である。日本産のブナの木材とよく似ていて、区別しにくい。心材と辺材の色の差はほとんどなく、前者は赤褐色を帯び、後者は淡褐色である。重硬で、肌目は精、均一である。木理は、通直あるいは不規則である。収縮率は大きい。乾燥は早く出来るが、狂い、表面割れ、木口割れ等が出やすく、また、変色が出やすいので、取扱いに注意が必要である。腐りやすいから、湿気のあるところでの利用には不適である。加工はかなり容易だが、錯を噛んだり、孔あけの際に焦げたりすることがある。釘をよく保持するが、割れやすい。旋作性、接着性などはよい。ブナと同じように、蒸し曲げが容易に出来る。かっての米国の木製洗濯ばさみは、ほとんどがこれであった。一番使われる用途は家具。その他床板、ブラシの柄と背、木工品、器具柄、単板、チーズボード、台所用品、樽など広い範囲の用途がある。国産のブナと同じ用途に使えると考えてよい。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
7
全収縮率
7
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
4.曲げヤング係
7+
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
8
8.せん断強さ
8+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、世界木材図鑑(2007)、米材樹種ガイド(1994)、Eyewitness Companion Trees(2007)、AleenCoombesTrees500、Simon&Schutrer's guide toTREES(1989)、木材活用事典(1994)
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