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学名「Cercidiphyllum japonicum 」で検索の結果

管理番号 科・属
1211203―1 カツラ科(Cercidiphyllaceae) カツラ属
学名
Cercidiphyllum japonicum
和名・商業名
カツラ
英名・商業名
KatsuraTree
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カツラ」、代表英名「KatsuraTree」。オカヅラ、カモカツラ、コウノキ、スダジイ、Adoum、Katsura、
主たる分布
北海道、本州、四国、九州
樹種解説
日本特産。落葉大高木。樹高30m・胸高直径2m。樹形は円柱形栽培が容易なため、公園や庭木としてもよく植栽されている。幹は直立し、巨樹になるものも多い。一つの株から多数の幹をだしているのが特長。若木でも樹皮は縦に割れ目があり、暗褐色を呈する。葉はハート卵形で、細かい鋸歯で覆われ、対生する。10月頃から、葉が黄変し、秋の山を美しく彩る。別名のコウノキは、葉を乾燥させて、香料を作ることからきている。北海道から九州まで広く自生をしていますが、北海道に蓄積が多い。低山地帯の谷あい、特に川の近くには巨樹が多い。カツラの木の下を掘れば水が湧き出るというほど水分を好む樹である。心材は褐色、辺材は帯緑黄白色。両辺の境界は明瞭。肌目は細かいが緻密ではない。材面がきらきら光り、広葉樹としては非常に均質な材。比較的軽軟。耐朽・保存性は低いが、加工性は極めて良好。乾燥中位。大径木が多く欠点が少ないので大きな板がとりやすい。用途は家具用材、とくに引出しの側板としては定評がある。家具、造作、碁も将棋などの盤、彫刻、食器、ピアノ、オルガンの外囲・琵琶の胴などの楽器、器具、佛具・まな板、図板、盆、鉛筆の軸など。樹皮は屋根葺用および染料に、葉は抹香として用いられる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
6+
5.縦圧縮強さ
7+
6.縦引張り強さ
6
7.曲げ強さ
7
8.せん断強さ
6+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 Near Threatened (LR/nt) - (準絶滅危惧)と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、016、AleenCoombesTrees500、Eyewitness Companion Trees(2007)、Tree of Britain &Northern Europe(1982)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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