学名「Celtis sp 」で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「シェルテス」、代表英名「Celtis」。エノキハードセルティス、セルティス、ツブラジイ、Esa（ゴールドコースト）、Ita、Ohia、Peacock Pine、
主たる分布: ニューギニア
樹種解説: 白色味から淡黄色で、辺材と心材の区別がない。肌理細かくて光沢あり、木理組合い、四つ割材面に条斑を現わす。材は堅くてかなり重く、気乾材1立方フートの重量は45～50ポンド。いくらか外観はSatinwoodに似ている。人工乾燥はほぼ満足できるが、いくらか材質低下を生ずるようで、主に横断面の狂いおよび割れであるが、激しい性質ではないようである。良い強度を持ち、Ashの代用に試験されたが、弾性に乏しく、また曲げ易くない。この材は、腐朽に抵抗力がなく、かつ染みがつき易い。加工度は様々であるが、普通加工良好鉋削中いくらか逆目を生ずる。用途は家具、フローリング、指物などに対してはアッシュやオークの代用に使うことができる。それはホッケイのステックに使用して、いくらか成功している。西アフリカではよい供給量が得られる。この木は通直で円筒状の幹は、直径3フィート～4フィートに達するものがある。

主要な材質・強度性質表・グラフ