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学名「 Castanea crenata」で検索の結果

管理番号 科・属
1182177―1 ブナ科 (Fagaceae) クリ属
学名
Castanea crenata
和名・商業名
クリ
英名・商業名
Sweet Chestnut
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「クリ」、代表英名「Sweet Chestnut」。堪アリゾロ、シバグリ、White Silk Cotton Tree、
主たる分布
日本
樹種解説
落葉高木樹高:15~20m。北海道(西南部)、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国。古事記にも記述があるほど、古くから実を食用としてきた有用樹木。西洋でも様々に利用され、食用とするだけでなく、葉を薬として用いたり、リウマチよけに持ち歩く習慣もあったという。年輪の境界に大きな道菅が帯状こ配列して、環状になつているので、年輪がはっきりとしている。心材と辺材の色の差ははっきりとしている。心材は褐色で、辺材はやや褐色を帯びた灰白色、肌目は粗。気乾比重は0.44~0.78。重硬である。心材の保存性は極めて高く、日本産材中では最高といえる。よく水湿に耐える。重硬で、強く、しがも保存性が高いことから、建築に用いると非常に丈夫なものが出来る。古くから、このことはよく知られており、建物の土台にはクリがよく用いられた。切削などの加工は難しく、表面の仕上がリは中庸である。乾燥は困難。用途は昔は鉄道の枕木、シイタケの台木。建築、家具、器具、車輌、土木などに使われる。水湿によく耐えることで、土台、井桁、杭、抗木、橋梁、柱・床柱・違い棚・手摺・屋根板・ビール樽・ブドウ酒樽・箪笥・書棚・食卓・椅子・舵・櫂。漆器木地、彫刻などがある。土のながに埋めておいたものは、黒味を帯びてきて雅致が出てくるので鏡台、本箱などを作る。如鱗杢の現れた板物は銘木として高い価値がある。縄文時代の昔から、トチの実、クルミ等と共に大切な食糧であったクリの実は、今でも秋の味覚として人気があります。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
6+
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
6
7.曲げ強さ
7+
8.せん断強さ
6
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)
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