学名「Carapa guianensis 」で検索の結果

管理番号　科・属: 1166161―1　センダン科（Meliaceeae）　カラパ属
学名: Carapa guianensis
和名・商業名: クラブウッド
英名・商業名: Andiroba

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「クラブウッド」、代表英名「Andiroba」。アンジローバ、アンディロバ、ペルー）、ヨーロッパシラカンバ、Andiroba（ブラジル、Bastard Mahogany（ホンジュラス）、Carapa（ベネズエラ）、Cedro Macho（コスタリカ）、Crabwood、Empire Andiroba（ギニア)、Figueroa、Krappa　Crabwood、Krappa（スリナム)、Panguana、Tangare（エクアドル）、
主たる分布: 中央アメリカ、西インド諸島、南米北部
樹種解説: 材色、外観および材質がマホガニーに似ている。切断した時は、材色に変化が見られ、淡紅色から暗赤色まであり、淡紅色またはオートミル色の辺材を伴っているが、乾燥すれば暗赤褐色になる傾向がある。肌理はかなり粗い。乾燥は遅く、天然および人工乾燥中共に、いくらか割れと狂いを生ずる傾向がある。この材は曲木はしやすい。白蟻、腐朽に抵抗力がある。丸太にはピンホール虫の害が見られ、また辺材はLyctus beetleの害を受け易い。切断や加工は容易である。通直木理材は、仕上り平滑であるが、柾目材上では逆目を生じ易い。釘打ちにはいくらか割れる傾向があり、ねじもみおよび接着良好。用途は英領ギアナでは、家具、蒸気曲げに使用され、屋根板、帆柱および工場作業材にも使用されている。また一般硬木指物細工または、マホガニーの代用材として有用である。

主要な材質・強度性質表・グラフ