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樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「シラカバ」、代表英名「Japanese White Birch」。カバ、カバノキ、カンバ、ハードバーチ、Asian White Birch、Cherry Birch、
主たる分布: 日本
樹種解説: 落葉高木。樹高10-20ｍ。直径30-40ｃｍ。大きいものは樹高30ｍ。直径100ｃｍに及ぶものもある。分布は中部地方以北、北海道の低山帯の日当たりのよい適潤地に群生し、さらに千島、サハリン、朝鮮半島、中国、東シベリアの温帯上部である。生長が早く、発芽後６～７年で花がみられる。樹皮は白く、薄く剥げる。葉は薄くて柔らかい。花は葉と同時に咲き、雌花の穂は大きくなると垂れ下がる。心材と辺材とのあいだの境は不明瞭である。木材の色は黄白色～淡黄褐色。立っているものでも、丸太になっているものでも菌の害を受けやすく、変色をしていることもしばしばあり、保存性の非常に低い木材である。用途は一般に小さい木が多く、大きな丸太が必要な用途には使われない。観光地での細工物に使われ、器具、家具、さらには削片板、パルプなどの原料となる。ナメコ栽培用の原木にもなる。

主要な材質・強度性質表・グラフ