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coton,Kapokier(ギニア)、Ngwe,Banda(シェラネオネ)、nun,Ceiba(タイ)、Okha,Araba(ナイジェリア)、Onyina(ガーナ)、Silk Cotton ―1 カンラン科 (Burseraceae) Aucoumea属Tree、Silk cotton(ガイアナ)、Sumauma,Paneira(ブラジル)、White Silk Cotton Tree、
和名・商業名
ガボン
学名
Aucoumea klaineana
英名・商業名
Okoumé
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「ガボン」、代表英名「Okoumé(フランス)」。オクメ、カブーン、ガボンマホガニー、キングウッド、Angouma(ガボン)、combogala(コンゴ)、Gaboon wood、Mofoumou,N’goumi(スペイン領ギニア)、Mumaka(ウガンダ)、n'goumi(赤道ギニア)、Okoumé、Okume、Ongoumi、Zouga、
- 主たる分布
- 西アフリカ、中部アフリカ
- 樹種解説
- 天然分布は非常に限られていて、ガボン、コンゴ、ギニアにのみ見られる。この木は非常に大きな寸法に達し、根元では直径90cm2.4mになる。アフリカン・マホガニーに非常に似ており、しばしば類似の用途に使用される。通常木理通直、少し模様を現わし、それが四つ割に挽けばわずかに縞を現わす。無臭なので葉巻タバコ箱製造に用いられた時は、シダー製の葉巻タバコ箱と異なることがすぐにわかる。仕上り良好、つや出しもよく、時々本物のマホガニーに見えるように着色される。乾燥良好だが、少し材質低下する傾向がある。材はその重量に対して強いが、強度を主要とするものには、使用されない。腐朽に対しては弱い。加工容易、仕上りは卓越し、ベニヤは良好、接着にも支障がない。用途は合板製造、ブロックボード、フラッシュドーアーの羽目板、キャビネット製作、マホガニーの代用など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 6
- 2. 1%当り収縮率
- 接線方向
- 5
- 半径方向
- 5
- 3.全収縮率
- 接線方向
- 5
- 半径方向
- 5
- 4.曲げヤング係
- 6
- 5.縦圧縮強さ
- 6
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 7
- 8.せん断強さ
- 3
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- IUCNレッドリスト1994年版 Ver.
2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
- 基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の
縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、
推論され、あるいは疑われる。
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考
- 世界の木材900種(1975)、熱帯産主要木材(1958)、世界木材図鑑(2007)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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