和名「エゴノキ」で検索の結果

管理番号　科・属: 1389800―1　エゴノキ科(Styracaceae)　エゴノキ属
和名・商業名: エゴノキ
学名: Styrax japonica
英名・商業名: Japanese Snowbell

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「エゴノキ」、代表英名「Japanese Snowbell」。アメリカンリンデン、チシャノキ、ロクロギ、American Linden、Japanese Storax、
主たる分布: 日本(この地区を材質表に掲載 )、中国、朝鮮半島
樹種解説: 落葉小高木、樹高：7～15m、なめらかな木の皮は黒っぽく見える。分布は北海道（日高地方）、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島（満州島）、中国、台湾、フィリピンの北部。樹形は半球形、日本てせは5～6月、今年伸びた短枝の先に白花を開く。開花時期：5月～6月。樹皮は紫褐色でなめらか。葉は全緑もしくは細かい鋸歯がある。別名：でチシヤノキともいわれるが、一般にチシ、昔から利用エゴサポニンが含まれており、魚毒として魚捕りや洗濯に利用されていた。材は傘の柄や玩具、床柱などに使われる。材は散孔材、黄白色で緻密、やや重硬。心材と辺材の色の差はほとんどない。材は白～黄白色ないし淡黄褐色を帯びている。年輪はとくにはっきりとはしてないので、木材は均質である。肌目は精で、木理は通直。やや重硬な木材で加工は容易で、乾燥しても割れが出ない。材はロクロ細工に使うのでロクロギの別名があって、彫刻、玩具、柄などにされ、種子油は燈油にした。種皮のエゴサポニンは川魚獲りや、洗濯の際の石鹸の代わりによく使われました。現代でもロクロ細工、こけし、クラフト、器具に利用される。エコノキの炭はガラス器や漆器の研磨用になる。

主要な材質・強度性質表・グラフ