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和名「アカトド」で検索の結果

管理番号 科・属
127012-―4 マツ科(Pinaceae) モミ属 針葉樹
和名・商業名
アカトド
学名
Abies sachalinensis
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地
代表和名「トドマツ」、代表英名「Pihuta」。アカトド、アカトドマツ、アカドマツ、チューリップツリー、Badi、Fir wood、Pikhta(ロシア)、Sakhalin fir、Todofir、
主たる分布
日本、シベリア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
ロシアから輸入されている木材のなかにも含まれている。北海道では、本州などのスギ・ヒノキと同様に、エゾマツとともにエゾ・トドと呼ばれて代表的な木材。樹高25m・胸高直径50cm。幹は直立し、樹冠は卵状の円錐形で先が尖っている。葉は線形。樹皮は淡褐灰・灰白色。種々の斑紋がある、やや平滑。年輪ははっきりとしている。心辺材の区別はなく、白色~黄白色である。肌目は粗で、木理は通直。やや軽軟である。比較的欠点が出やすく、入皮・脂つぼ・大きい生節・目廻り・あて・水喰いなどのキズがあらわれる。保存性は低いが、土木用に用いた場合には、エゾマツよりも腐りにくいといわれている。切削加工は容易で、表面の仕上がりは普通である。乾燥は容易である。用途は建築、土台・杭木・小割・板類・包装。蒲鉾の板、土木、パルプ材、包装、電柱、抗木など、主に北海道で用いられている。エゾマツとともに住宅の柱や板に使われている。淡色で、軽軟なことを利用する用途が多い。果実を食用、枝葉を水蒸気蒸留をして、アビエス油を採っていた。浴用剤、石鹸の付香に使われていた。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
5+
2. 1%当り収縮率
接線方向
-
半径方向
-
3.全収縮率
接線方向
半径方向
4.曲げヤング係
6+
5.縦圧縮強さ
6
6.縦引張り強さ
-
7.曲げ強さ
5+
8.せん断強さ
-
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
ワシントン条約
参照・参考 世界の木材900種(1975)、Tree of Britain &Northern Europe(1982)、Simon&Schutrer's guide toTREES(1989)、世界の針葉樹(1987)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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