和名「イエロースティルキュア」で検索の結果

管理番号　科・属: 1266793―8　アオギリ科(Sterculiaceae)　ステルクリア属
和名・商業名: イエロースティルキュア
学名: Sterculia oblonga
英名・商業名
別名、現地: 代表和名「オクロ」、代表英名「Okoko」。イエロースティルキュア、スロアネア、Eyong(カメルーン)、Molanga、Okoko(ナイジェリア)、Pampena（ゴールドコースト）、Red Nongo(東アフリカ）、Sterculia、Uwowe（南ナイジェリア）、White sterculia、Yellow sterculia、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 主として乾燥林および第2次林中に見られる。その分布には、しばしば変化があり、ある場所では1、000エーカー毎に、樹周7フィートを越えるものが時々100～150本あり、他の所ではまれである。中型の木で樹高90フィート、直径3フィートに達し、幹は通直にして、根張りはない。辺材は淡黄色から灰色、心材は紅色または紅褐色または黄褐色、暗褐色と様々あり、時々赤筋を伴う。適度に軽軟にして、気乾材1立方フートの重量は約32ポンドであるが、その密度に対する割合に引締って強靱。肌理は中庸木理整って通直いくらか斑紋を現わす。乾燥は遅い傾向ある（大きな寸法のものは極めて遅い）が、材質低下は少ない。木材腐朽菌に対する抵抗力はないと示されている。加工容易、乾燥した時は仕上り平滑、製品にした時は形を安定する。用途は南部ナイジェリアでは、厚板類、ドアー類および一般家屋建築に普通に使用されている。一般木製品および人目を引く材色、または杢目を考慮されない合板には、すぐれた木材である。供給は地方的需要には十分であるが輸出し得るほどのはない。