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管理番号 科・属
2159702―1 バラ科 (Rosaceae) バラ属
和名・商業名
ヤマザクラ
学名
Prunus donarium
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ヤマザクラ」。山桜、徳達松(中国)オオバヤマナラシ、White Popl、
主たる分布
日本
樹種解説
落葉高木。日本特産。樹高15m・胸高直径1m。幹は直立し分枝。葉は有柄で、長円・倒卵形。北は宮城県、新潟県から九州までに自生をしている。サクラは昔から日本の文化や風土、または精神的な面で関わりが深く、花といえばサクラを指し、サクラといえばヤマザクラを指していた。一般にサクラは短命とされているが、それはソメイヨシノなどの園芸種のことで、自然のヤマザクラには樹齢1000年以上という巨木がある。一般にヤマザクラと称するものは三種に区別される。シロヤマザクラは宮城・新潟県以南の本州、四国、九州、屋久島、朝鮮半島南部に分布し、薄紅色の花をつける。オオヤマザクラは北海道、本州北中部、樺太、朝鮮半島に分布し、花の色は濃く淡紅色、花も葉も少し大きい。カスミザクラは北海道から九州まで、朝鮮半島に分布し、やや深山に生じ、花期が遅く花はほとんど白色である。樹皮は紫褐・暗褐色で赤味を帯び、横に縞が入る。心材は褐色ないし赤褐色、辺材は淡黄褐色、両材の区別は明瞭。注意して見ると不鮮明な緑色の条や、材全体が緑色を見ることができる。木材はやや重硬で肌目は緻密。耐久・保存性は高く、加工性中位。乾燥困難。花見などの、観賞を自的とした評価が高いことから、防災、庭木、街路樹にされる。材として利用される量は少なく、責重な材料となっている。材は建築、和風家具、楽器、家具、器、彫刻・柱・床板・鴨居・漆器木地・算盤・盆・椀・定規・版木、シタン・コクタンの模擬材。などに用いられ、昔から版画の版木として使われました。樹皮は高級家具や茶筒に使う。樹皮の内側から桜皮と呼ばれる生薬がとれ、煎じて咳の薬としたり、エキスを鎮咳薬として使う。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
8
7.曲げ強さ
8+
8.せん断強さ
9
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、

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