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管理番号 科・属
2017459―1 フタバガキ科(Dipterocarpaceae) Hopea属
和名・商業名
マンガチャプイ
学名
Hopea acuminata
英名・商業名
Manggachapui
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「マンガチャプイ」、代表英名「Manggachapui」。ムテニエ、Heritiera、Merawan、
主たる分布
フィリッピン(この地区を材質表に掲載 )、インドネシア、マレーシア
樹種解説
樹高35m、直径80~100cmに達す。樹幹通直で形が整っており、樹高12~18mで根張りは強くない。樹冠は比較的小さく、開いていて不規則であるが濃く繁っている。皮は厚さ10~15mm。しわは普通コルク状のもので満たされている。樹脂は白色で、時日を経れば淡黄色に変る。葉は単純で交互につき、葉の長さ4.5~10cm、幅2~3.5cmである。斜面や尾根にタンギールと混生して見られ、最も豊富なのは海抜300mぐらいの所である。辺材は新材の時は淡いクリーム色で、外気に触れた後は褐色に変る。心材は新しいうちは淡黄褐色で、外気に触れた後は黄金褐色に変色する。木理は通直であるか、いくらか交錯し、肌理は細かくて光沢あり、別に香りや味はなく、比較的重くて強い。乾燥は少しゆるめてやれば容易で、加工、仕上りは共に良好である。用途は橋梁、重構造物、ドアー、窓枠、土台、床板、家具、農器具類なと。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
9
5.縦圧縮強さ
8+
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
8+
8.せん断強さ
7
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd, B1+2c)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。・分布域の大きさが、100km2 未満、あるいは生息地の面積が10km2 未満と推定され、 強度の分断がある、若しくは知られている生息地が1 ヶ所しかない場合。・分布域の大きさが、100km2 未満、あるいは生息地の面積が10km2 未満と推定され、生息地の面積、大きさ、 質などで、連続的減少が観察、推論、予期された場合。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
中川木材産業のビジネスPRその21  当社設計・施工のウッドデッキの事例その2 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

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