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管理番号 科・属
1795204―2 ヒノキ科(Cupressaceae) ヒノキ属 針葉樹
和名・商業名
ベニヒ
学名
Chamaecyparis formosensis
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「タイワンヒノキ」、代表英名「TaiwanYellow Cypress」。カモカツラ、タイワンサワラ、ベニヒ、Adoum、Formosan Cypress、
主たる分布
中国、朝鮮半島
樹種解説
常緑大高木樹齢1000年をこすものもあり。樹高30~40m、直径3mに達するものもある。台湾北部及び中部の1300~2800mの高地に生育。ふつう純林をなしているが、低いところでは紅櫓などと混生している。蓄積は台湾では第3位とされている。日本に古くから輸入されており、耐久性と強さがあり、大きい材が必要な用途には需要がある。日本の天然のヒノキの代替材としての需要は根強いものがある。心辺材の区別は不明瞭であるが、心材は黄褐色。辺材は淡黄白色。木理通直で肌目は光沢があって香気がある。木材はやや重硬、硬さは中庸である。耐朽性や白蟻に対する抵抗性は高い。加工は容易で、仕上がり面は滑らがである。日本のヒノキとよく似た性質だが、より香が強く、樹脂も多く色も濃い。。抗菌作用があるヒノキチオールは、日本のヒノキではなく、タイワンヒノキに含まれている。発表時タイワンを付けなかったために、誤解が生じた。用途はタイヒ、日本産のヒノキと同様なものが多い。橋梁、建築、神杜仏閣、神社の鳥居、銭湯、家具、器具、彫刻、棺、鉛筆、建具、器具、棺、桶、樽、合板など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
7
5.縦圧縮強さ
7+
6.縦引張り強さ
6+
7.曲げ強さ
8
8.せん断強さ
5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IB類、Endangered(EN)、と指定されている。基準は(A1c)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論さ れる。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、 Tree of Britain &Northern Europe(1982)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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