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管理番号 科・属
1792145―3 オトギリソウ科(Guttiferae) テリハボク属
和名・商業名
ペナガラウト
学名
Calophyllum inophyllum
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ビンタンゴール」、代表英名「Bintangor」。コツゲ、テリハボク、ペナガラウト、Alexandrian Laurel、Beach Calophyllum、Beach Calophyllum(英国)、Beauty Leaf、Bintangor、bitaog,palo maria(フィリピン)、Borneo Mahogany(英国)、Diolosso(カメルーン)、Indian Laurel、kra-thing(タイ)、Mastwood、mu u(ベトナム)、nyamplung(インドネシア)、penag laut,bintangur bunga(マレーシア)、Penaga、punnai(英国)、punnai-nuts、
主たる分布
インド、インドシナ地域、フィリッピン、インドネシア、マレーシア(この地区を材質表に掲載 )、ニューギニア
樹種解説
熱帯の海岸に見られる常緑高木。樹高20mに達する。砂地、岩がちの海岸に見られる。樹冠は大きく広がり、枝はしばしば節くれだって水平に伸びる。沿岸地では街路樹になっている。「インドのゲッケイジュ」とも呼ばれる。琉球諸島では俗に「琉球紫檀」ともよばれる。材は建築材、家具材などに用いられ、種子から採れる緑色の油は「ヤラボ油」とよばれ、リウマチなどの薬用、灯火用などに利用される。マレーシア地域では皮膚病や癩の薬にもされた。またインドネシア(ジャワ)では果実を Nyamplong と称し、リウマチ、乾癬、抜毛、癌などに用いる。通常むしろ低くて潅木状の木で、一般に貧弱な姿であるが、かなりの樹周にたっするものがある。木理交錯し、それで加工困難であるが、平滑仕上げができる。気乾材1立方メートルの重要約770kg。乾燥はかなりよいが、桟積みは押圧をかけること。白蟻の害を受けるが、非常に耐久力がある。典型的に節が多い木で、またこの木は海辺に非常に限られて分布し、通常大きな材を大量に入手できないため、事実上特殊用途材である。用途は地方的にはボートの肘板や肋骨に価値があり、また車輪のこしき、家具、キャビネット製作、銃床、楽器、ゴルフクラブ・ヘッドにも適する。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
6
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
5
8.せん断強さ
5
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、新輸入原木図鑑(1980)What's That Tree(2000)、A field Guide to Australian Trees(1926)、Eyewitness Companion Trees(2007)、A field Guide to Australian Trees(1926)、、南洋材の知識(1968)、Plants of Tropical North Queensland(2006)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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