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管理番号 科・属
1703802―5 センダン科(Meliaceeae) Swietenia属
和名・商業名
ブラジリアンマホガニー
学名
Swietenia macrophylla
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アメリカンマホガニー」、代表英名「American Mahogany」。アメリカシナノキ、オオバマホガニー、トゥルーマホガニー、ビッグリーフマホガニー、ブラジリアンマホガニー、ホンジュラスマホガニー、マホガニー、マホガニーセントラルアメリカン、Acajou d’Ameriqu(フランス)、Acajou(フランス)、Aguano,Caoba(ペルー)、Aguano,Mogno,Araputanga(ブラジル)、Baywood、Baywood(メキシコ)、Broad-leaved Mahogany、Caoba(コロンビア,キューバ)、Caoba(スペイン)、Caoba,Caoba del Sur,Caoba del Atlantica(中央アメリカ)、Caoba,Mara(ボリビア)、Caoba,Orura(ベネズエラ)、Chacalte(グァテマラ)、Damar Kapas、Mahogani(ドミニカ共和国,ハイチ)、Mahogani(ニカラグア)、Mahogany,Brizilian Mahogany(英国,米国)、Mahogany-Central American、Mahonie(オランダ)、Mahonie(ドイツ)、Mogano(イタリア)、Zopilote、
主たる分布
中央アメリカ(この地区を材質表に掲載 )、フィリッピン
樹種解説
材色は淡赤味ないし帯黄褐色から濃暗赤色とさまざまあって、キューバ・マホガニーに似ているが、通常淡色である。肌目は中庸で、材面にもくが見られるのは少ないが、不規則な木理をもつ丸太からは杢の美しい木材がとれる。この材は重量と強度のバランスがよく、そのため以前は航空機プロペラ製造に大量に使用された。あらゆる工具で加工容易、釘打ち、ネジもみよく、接着、着色ともに良好。乾燥は容易で、利用の際も安定している。加工しやすく、機械加工の仕上がりは優れている。用途は高級指物細工、家具、ボート、模型、ベニヤ、羽目張り、また、軽いうえに寸度が安定し耐久性に富むので、ヨットや小型ボートの板張、競漕用艇の舟体、高速ボートにも使用され、版画のブロック、木型にも用いられる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
3
全収縮率
3
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
6
5.縦圧縮強さ
7
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
7
8.せん断強さ
5+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd+2cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小が 予測あるいは想定される・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小が予測あるいは想定さ れる
ワシントン条約
ワシントン条約付属書(2007.3.28)Ⅱに指定されている。輸出には許可が必要。 (新熱帯地域 の個体群)/
参照・参考
世界の木材900種(1975)、熱帯産主要木材(1958)木材活用事典(1994)、熱帯有用樹木新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)、TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN(2007)

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