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和名検索
和名「」で検索の結果
管理番号 科・属
1600488―2 センダン科(Meliaceeae) Khaya属
和名・商業名
ビセロン
学名
Khaya senegalensis
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カヤ」、代表英名「Khaya」。アクダラ、ドライマホガニー、ビセロン、マホガニードライゾーン、Acajou d'Afrique、Acajou du Sénégal(フランス)、Afrian Mahogany、African mahobany、Bandora、Bele、Bisselon(ポルトガル領ギニア)、Bissilongo(ポルトガル領西アフリカ)、Bogu、Cail Cedrat、Cail Cedrat(ベトナム)、Eri(ウガンダ)、Gadeau、Kheiri、Kiree、Kuka(ゴールドコースト)、MaRio、Murraya Homraya、Oganwo(Southern ナイジェリア)、Possum wood(米国)、Senga Mahogany、SO KHI(ベトナム)、So Khi(ベトナム)、Tiro、Tit(スーダン)、
主たる分布
西アフリカ
樹種解説
常緑樹で樹高30m。分布は西アフリカのセネガルからコンゴーにわたっている。また大陸を横断してエジプト・スダンおよびウガンダにおよんでいる。樹木のない熱帯平原の落葉木にして、樹高15~24m、胸高直径60~90cmに達する。幹は通常長さ6mフィート以下で、しばしば2~3の大枝に分れ、それが垂直に上方に立っており、また樹冠は広くひろがる特徴がある。川岸林では枝下樹高12~15mになり、普通は7.5m~9mの幹を見られる。根張りはないか、または弱い。新しく伐採した材は淡紅褐色、外気にさらせば暗色から濃赤褐色で、薄い紫の陰色を伴う。辺材は心材と著しい変りなく、わずかに淡色で、褐色がちである。適度に堅くて重く、アフリカで見られるマホガニーで、最も堅く最も重いものである。乾燥は狂いと割裂を妨げるよう注意が必要る。腐朽に抵抗力がある、白蟻に対しても著しい抵抗力がある。辺材は虫害を受け易い。材は総ての工具で満足な結果が得られるが、多くもっと堅いのでアフリカン・マホガニーのように、加工し易くない。用途は建築材、家具、鉄道客車構造用、ベニヤなど。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
9
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
4.曲げヤング係
7
5.縦圧縮強さ
8
6.縦引張り強さ
-
7.曲げ強さ
8+
8.せん断強さ
6
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、Eyewitness Companion Trees(2007)、熱帯産主要木材(1958)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
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