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管理番号　科・属: 1541484―1　うこぎ科(Araliaceae)　ハリギリ属
和名・商業名: ハリギリ
学名: Kalopanax septemlobus
英名・商業名

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ハリギリ」。刺桐、刺楸、仙の木、銀杏アクダラ、イヌダラ、カリフォルニアアッシュ、セン、センノキ、トネリコカスターアラリア、ヤマギリ、Sen、White Walnut、
主たる分布: 日本(この地区を材質表に掲載 )、中国、朝鮮半島、シベリア
樹種解説: 落葉高木。樹高25ｍ。直径１ｍ。分布は北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、千島、サハリン、ウスリー、中国東北部などであり、北海道が主な産地である。ハリギリは樹につけられた名前であり、木材はセンという。幹は直立し、枝は極めて太く刺針が多い。葉は有柄で枝頭に集まり、7-9裂した掌状。５月頃枝先に多数の黄緑色の花がつく。樹皮は暗褐・暗灰色で網目状の著しい割れ目ができる。耐朽・保存性は高くなく、加工性は容易。乾燥は中位であるが、狂いやすいため十分に必要である。心材と辺材の境は不明瞭で、心材は淡灰褐・黄褐色、辺材は淡黄白色。肌目は粗いが木理は美しく、光沢があり、面白い杢を現わすものが多い。柾目面には美しい綾模様を生じる。用途は造作・建具・家具・漆器木地・農具・下駄・火鉢・ラケットの枠・オルガンの外囲・バイオリンの甲板・合板の化粧板。その他にコクタン・キリ・ケヤキなどの模擬材である。また、道産のセン合板は海外にも輸出され高い評価を受けている。若葉は食用となる。

主要な材質・強度性質表・グラフ