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和名「」で検索の結果

管理番号　科・属

1524467―2　フタバガキ科（Dipterocarpaceae）　Hopea属

和名・商業名

バラウ

学名

Hopea pierrei

英名・商業名

別名、現地名

代表和名「ギアム」、代表英名「Giam」。癒瘡木（日本）アイアンウッド、コキ(カンボジア)、ヤカール(フィリピン)、ヤカール,バラウ(インドネシア)、Merawan、

主たる分布

インドシナ地域、インドネシア、マレーシア

樹種解説

樹高３０～４０ｍ。直径７０～１００。直径７０～１００ｃｍ。産地はスリランカ、インド南部、インドネシア半島、マレー半島、カリマンタン、インドネシア、ニューギニア、フィリピンに広く生育。辺材は帯黄褐色、心材は褐色または黄褐色で時々帯緑の陰色を伴う。大気に触れると淡緑色を帯びる。肌目はやや精。木理交錯。重硬材。切断した時は木口面に光沢がある。丸太は普通健全であるが、老木は時々空洞があり、生木は通常虫を受けないが、伐採材は犯される。時々入皮やヤニ壺が生じる。鋸挽き困難でなく、鉋削りは平滑面になる。乾燥やや遅く、木口割れおよび表面のヒビ割れを除いては、材質低下はわずかである。白蟻と菌に共に抵抗力がある。防腐剤圧入は容易では。強度は非常に高い。用途は重構造材、港湾施設材、船舶材、車両材、盤具材、土木など。建築では柱類、根太および梁、壁板に用いられる。

1.比重

9

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

7

全収縮率

7

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

4.曲げヤング係

9

5.縦圧縮強さ

1

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

1+

8.せん断強さ

9+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IＢ類、Endangered（ＥＮ）、と指定されている。基準は(A1c+2c, B1+2c, C1,

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去１０年間、あるいは３世代の間に、少なくとも５０％の縮小が観察、推論さ れる。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、次の１０年間若しくは３世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも５０％の縮 小が予測あるいは想定される・分布域の大きさが、５０００km2 未満、あるいは生息地の面積が５００km2 未満と推定され、 強度の分断がある、若しくは知られている生息地が５ヶ所以下の場合。・分布域の大きさが、５０００km2 未満、あるいは生息地の面積が５００km2 未満と推定され、 生息地の面積、大きさ、質などが連続的減少が観察、推論、予期された場合。・成熟個体数が少なくとも２５００未満と推定され、かつ、過去５年間若しくは２世代、どちらか長い方の期間に少なくとも２０％の連続的減少が推定さ れる。・成熟個体数が２５０未満と推定される。

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考

世界の木材９００種（1975）、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）