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樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ハナミズキ」、代表英名「Dogwood」。アメリカヤマボウシ、モレイラ,Moreira(アンゴラ)、Cornel、Flowering Dogwood、Spanish Elm（B. W. I)、
主たる分布: 北アメリカ東部
樹種解説: 落葉小高木～高木。樹高5-12ｍ。分布はアメリカ東部、メキシコ北東部である。1912年、尾崎行雄東京市長がアメリカにサクラを寄贈したとき、その返礼として30本のこの木が贈られ、国内に広がった観賞樹木である。またその頃の原木が新宿御苑に残っている。小枝は緑色で無毛、葉は楕円形または卵状で長さ8-15cm、対生。花は散形状頭状花序をなし、帯緑白色または帯黄色で葉より先に現れる。総苞片は４枚、大形で花弁状をなし白、桃、赤に色づき、長さ4-5cm。日本のヤマボウシに花が似ているため、別名アメリカヤマボウシというが、ヤマボウシは葉が先にでることで区別ができる。「アメリカハナミズキ」という場合もあるが、これは間違った呼びかたである。秋に熟す赤い実は1.2cm内外でオオガ、ヒヨドリ、ツグミが食べる。果実酒の材料としても利用できる。

主要な材質・強度性質表・グラフ