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樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「バカウ」、代表英名「Bakau」。レッドナーラ、Bakau Minyak、Red mangrove、Sonokembang、
主たる分布: インド、インドシナ地域、フィリッピン、インドネシア、マレーシア、ニューギニア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説: マングローブ林の木で、バンキタ（Bang-kita)と混生している。供給は豊富。地方的には広く使われているが、輸出向には電柱として少量のみ。この木はマングローブ抽出工業のタン皮資源の一つとして重要である。樹周は根張り上部で130cm、樹高27mに達す。幹は通直で円筒状をなし根張りがある。気乾材1立方メートルの重量は1、025kg。材質）辺材は少なく淡褐色で赤褐色の心材とは差異著しくなく、心材は外気にさらせば暗赤褐色に変る。木理通直。肌理適度に細かく、かなり光沢あり、無味無臭、非常に重いものから極度に重く、非常に堅くて強く、目割れし易い材で乾燥に注意を要し、あまり堅いので加工困難、仕上りは高級で、外気にさらしまたは地面に接しても適度に耐久力がある。用途は薪炭材、基礎材、塩水用杭、梁、根太および電柱類に用いられる。

主要な材質・強度性質表・グラフ