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英名「Cabiuna」で検索の結果

管理番号　科・属

853259―6　マメ科(Fabaceae)　Dalbergia属

英名・商業名

Cabiuna

学名

Dalbergia sp.

別名、現地名

代表和名「パリサンダー」、代表英名「Palissandre」。カヴィナ、ジャカランダパルド、ブラジリアンローズウッド、ボンベイブラックウッド、ローズウッド、ローズウッドブラジル、Cabiuna、Cabiuna,Jacaranda,Rosewood(ブラジル）、Kalaruk（インド）East Indian Rosewood,lndianRosewood,Bombayb Blackwood(インド)、Manary、Palissandre（フランス）、Tchibudimbu(コンゴ)

主たる分布

マダガスカル島

樹種解説

ブラジル、赤道アフリカに分布する。木理やや精。ローズウッドとほぼ同じ意味で使われ、ブラジリアンローズもパリサンダーと呼ばれることがある。白ジャヵランダは、岩太の部分が多いローズウッドの若木のこと。ヨーロッパでは装飾材としてょく用いられる。加工の際、粉塵でかぶれることがあるので注意が必要。材はチョコレート色から紫褐色、ないし濃赤紫褐色とさまざまあり、不規則で著しく目立つ黒条を伴う。材はいくらか油気があるように見え、辺材は白色に近く明らかに異っている。加工した時、材は温和な芳香があるのでローズウッドの名がつけられている。この香りは若木の時は、そんなに著しくない。通常木理通直、肌理中庸、やや粗く、乾燥良好、形を保ち、加工容易、しばしば高級磨きには油が多すぎることがある。用途は家具、キャビネット、アルコール水準器容器、ナイフの柄、玉突台ピアノおよびラジオのキャビネット用ベニヤなど非常に広く使われている。

1.比重

10

2.収縮率 接線方向

含水率1%当たり

5

全収縮率

5

3.収縮率 半径方向

含水率1%当たり

4

全収縮率

4

4.曲げヤング係

8+

5.縦圧縮強さ

9+

6.縦引張り強さ

－

7.曲げ強さ

9

8.せん断強さ

6+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable（ＶＵ）と指定されている。基準は(A1cd)となっている。

基準解説

・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去１０年間、若しくは３世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも２０％の縮小が観察、推定、 推論され、あるいは疑われる。

ワシントン条約

ワシントン条約付属書（2007.3.28）Ⅰに指定されている。輸出禁止。

参照・参考先

世界の木材９００種(1975)、熱帯産主要木材(1958)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）、TRAFFIC EAST ASIA- JAPAN（2007）