英名「 Balau」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 469763―24 フタバガキ科(Dipterocarpaceae) ショレア属
- 英名・商業名
- Balau
- 学名
- Shorea gisok
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「ヤカール」、代表英名「Yakal」。チェンガイ、バラウ、バラウ、Aek,Pa-Yom Dong(タイ)、Balau、Balau(ドイツ)、Balau,Selangan Batu(英国)、Bangkirai,Agelam,Benuas,Brunas,Selangan Batu,Kumus,Kedawang,Pooti(インドネシア)、Chan,Ak、Damar laut,Kumus,Sengkawan Darat,Balau Kumus,Balau Simantok,Seiangan Batu No.1,Seiangan Batu No.2(マレーシア)、Gisok、Kedawang、Sal(インド)、Seiangan Batu No.1、Thitya(ミヤンマー)、Yakal,Gisok,Makaykal(フィリピン)
- 主たる分布
- フィリッピン
- 樹種解説
- 通常樹高は50~60m。直径80~100m。大きな木は枝下樹高6~10m、直径180cmに達する樹幹円筒形。板根も発達している。樹冠は半ば開き、淡色から褐色がかった色に見えるがそれは葉の下面と細枝を覆っている、褐色味の軟毛のためである。葉は卵披針形あるいは楕円形で、元は丸くて先はとがっている。皮は灰色味から暗褐色で、矩形の小さな片となって剥げ、若木の時は滑らかであるが、大きな木は皮のむけた後のように見える。産地はインド、スリランカ、ビルマ、タイ、インドシナ半島、フィリピン、ジャワを除くインドネシアなどに広く生育。とくにフィリピンに多い。辺材は厚さ5~8cm白色味または黄色味で、黄灰色の心材とは区別明らかでなく、外気に触れると暗色となる。肌目は精。木理交錯。波状杢が出る。重硬材。乾燥はかなり容易で、割れは起こらないかまたは割れてもわずかであるが、適当に積み重ねて、押圧を掛けてやらないと、狂いが出るようである。腐朽とシロアリに対しては、極度に抵抗力がある。用途は構造用建築材、橋梁、港湾施設、船舶材、車両材、電柱、土木用、杭、鉱山用材その他高度の強度と耐久力が必要る施設材に適す。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 9+
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- 8
- 全収縮率
- 8
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- 7
- 全収縮率
- 7
- 4.曲げヤング係
- 10
- +
- 5.縦圧縮強さ
- 10
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 9+
- 8.せん断強さ
- 8+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- -情報なし-
- 基準解説
- -情報なし-
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考先
- 世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)
|