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英名「Yezomatsu」で検索の結果

管理番号 科・属
4495619-―1 マツ科(Pinaceae) トウヒ属 針葉樹
英名・商業名
Yezomatsu
学名
Picea jezoensis
英名・商業名
エゾマツ
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「エゾマツ」、代表英名「Yezomatsu」。エゾクロマツ、クロエゾ(北海道)、テシオマツ(内地の木材屋)、トラノオ、ハックマタック、Binuang(ミヤンマー,フィリピン)、Erima(ニューギニア)、Yezo Spruce
主たる分布
日本、シベリア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
常緑大高木。樹高40m・胸高直径1m。幹は直伸し、樹冠は鋭尖な円錐形をなす。葉は平たく薄い綾形。初夏に紫色の雌花を付ける。樹皮は黒褐色・赤褐・灰褐色などで鱗状になり、樹皮が赤いものをアカエゾマツという。分布は北海道、朝鮮、中国東北部、シベリア。トドマツと共に北海道における主要材で本州のスギ・ヒノキに対比される代表的な樹種。心辺材ともに淡黄白色で、色の差のないこともあるが、心材がやや桃色を帯び、長期間大気にさらされるとかなり色が濃くなることもある。ほとんど匂いがないが、小さな死節や脂つぼがあらわれることがある。鉋をかけた面には光沢がある。年輪はやや明らかで、幅は比較的均一。木理通直、肌目は緻密である。音響的特性がよいので、ピアノ響板、ヴァイオリンの甲板などや、スピーカーのコーン用のパルプも利用される。軽く、軟らかく加工しやすい。耐久性は低い。乾燥は良好。樹脂障害も少なく、最高のパルプ材である。耐朽・保存性は低い。用途は建築、建具、木毛、経木、船材、帆柱、マッチ軸、梱包などに、また古来より樹皮で屋根、壁を葺く、樹脂を傷口に、ひげ根で篭、曲げ物を綴じる、などに使われてきた。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
6
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
4
全収縮率
4
4.曲げヤング係
7
5.縦圧縮強さ
6+
6.縦引張り強さ
7+
7.曲げ強さ
6
8.せん断強さ
6+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、AleenCoombesTrees500、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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