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英名「Yellow Sterculia」で検索の結果

管理番号 科・属
4481322―2 アオギリ科(Sterculiaceae) Eribroma属
英名・商業名
Yellow Sterculia
学名
Eribroma oblonga
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「エヨン」、代表英名「Eyong」。ワラバツリー、Fava orrelha de macacoacacia franc(仏領ギアナ)、Yellow Sterculia
主たる分布
西アフリカ
樹種解説
熱帯アジアにもアオギリ料の木材はあるが、そのなかで、比重が高く、しかもこのように単独で、市場材となっているものはない。日本には化粧単板にするために輸入されたのであろう。西アフリカを、ライヘリアからガボンにわたって分布している。常緑樹林から落葉樹林に移行する森林地帯、二次林地帯に生育する。心材と辺材の境は明らかではない。木材の色は黄白色ないし淡黄褐色である。木材の表面には透明感があり、独特の材面を作っている。肌目は粗で、木理は浅く交錯している。放射組織が大きく、放射断面ではそれらが光沢のある細い帯状の模様を作っている。重く、硬い。気乾比重は0.70~0.85である。乾燥は、速度を落とせば損傷を避けられるが、表面割れ、木口割れ、幅ぞりなどが出やすい木材である。耐久性は低い。保存薬剤の注入は非常に難しい。白蟻に対しては、やや抵抗性がある。製材および加工は容易である。仕上げおよび塗装に際しては、目止めを十分にする必要がある。蒸し曲げができる。用途は耐久性が必要でないような、重構造物、器具柄、家具の部材、床板などがある。淡色で、柾目面で放射組織の作る模様を利用して、化粧単板への利用もある。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
8
全収縮率
8
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
9
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
9+
8.せん断強さ
4
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1c)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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