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英名「Western red cedar」で検索の結果

管理番号 科・属
4348851―1 ヒノキ科(Cupressaceae) Thuja属 針葉樹
英名・商業名
Western red cedar
学名
Thuja plicata
Western red cedar
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ウエスタンレッドシーダー」、代表英名「Western Red cedar」。アーボルビタ、アメリカネズコ、ウェスタンレッドシーダー、オレゴンシダー、カヌーシーダー、ジャイアントシダー、シングルウッド、パシフィックレッドシーダー、パプアニューギニアローズウッド、ブリティシュコロンビアリッドシダー(英国)、ベイスギ、モンタナファー、Black Afara(英国,ナイジェリア)、Emeri、Giant Arbor-Vitae(米国)、Western Arbor-Vitae
主たる分布
北アメリカ西部
樹種解説
常緑大高木。樹高50-53m、直径1.6-2.4m程度。日本ではベイスギと呼ばれ明治17年にはすでに秋田杉の代替材として輸入されていた。昭和から平成時代初期まで造作用材として人気のあったが、大阪の花と緑の博覧会以後、ウッドデッキなどのエクステリア材として注目を集めた。現在でもウッドデッキ材としては一番の人気がある。分布は北米の太平洋岸に沿って、アラスカ州からブリティッシュコロンビア、ワシントン、オレゴン、カリフォルニア州北部、アイダホ、モンタナ州など。心材と辺材の色の違いは明らかである。心材の色は濃い赤色~こげ茶色。辺材は白色~黄肌色。エクステリア利用の初期の頃は色がまちまちなことや、節などの欠点から。使用を嫌がる施工者もいたが、海外の利用例や現代人の自然志向から次第に取れいれられてきた。木理は通直で、年輪幅の均一で狭く、はっきりとしていて、肌目はやや粗である。寸法安定性や耐久性、塗装性、加工のしやすさは群を抜いている。ただし彫刻、ろくろ、ミシンなどの細かい細工には不向き。強度はやや弱いので建築の構造用としては不適当。また切断時の粉にはアレルギーを起こす人もいる。北米では、古くからトーテムポールとして利用され現在は高級住宅の屋根材、エクステリア、外装材、内装として利用されている。日本での用途は建具、内装材、張天井板、集成材、ウッドデッキ、ウッドフェンス、その他エクステリアなど。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
5+
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
3
全収縮率
3
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
3
全収縮率
3
4.曲げヤング係
5+
5.縦圧縮強さ
6
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
5
8.せん断強さ
4
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、米材樹種ガイド(1994)、AleenCoombesTrees500、世界の針葉樹(1987)、世界木材図鑑(2007)、Eyewit ness Companion Trees(2007)、Tree of Britain &Northern Europe(1982)、新輸入原木図鑑(1968)、木材活用事典(1994)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2

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