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英名「 Taun」で検索の結果
- 管理番号 科・属
- 4095680―11 ムクロジ科(Sapindaceae) Pometia 属
- 英名・商業名
- Taun
- 学名
- Pometia pinnata
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「マトア」、代表英名「Kaju Sapi」。インドネシア)、クロヤマナラシ、セイヨウハコヤナギ、Kasai,カサイ(タイ,マレーシア,ブルネイ,サバ、Leaf Aspen、Malugai,マルガイ(フィリピン)、Matoa,マトア,カユサピ(インドネシア,ニューギニア)、Mutongoti、Pacific maple,パシフィックメープル(オーストラリア)、Taun,タウン(パプァニユーギニア)、Truong(ベトナム)
- 主たる分布
- インドシナ地域、フィリッピン、インドネシア、マレーシア、ニューギニア(この地区を材質表に掲載 )
- 樹種解説
- 樹高30~40m。直径70~80cm。ときには樹高50m。直径100cmに達するものもある。分布は台湾、スリランカ、インド亜大陸、フィリピン、インドシナ、カリマンタン、インドネシア、ニューギニア、ソロモン群島、サモア。しかし、現在この木材を主に輸出している国は、ニューギニア、ソロモン群島など。メランチなどのように大量には得られないことと、仕上がった材面がよいことなどから、むしろ家具用を目的として利用されている。日本の家具業界利用のブナの代替材として求めた樹種のひとつ。心材は桃褐色から赤褐色まであり、辺材はやや淡色です桃褐色~濃褐色。木理通直。ときにやや交錯。柾目にリボン状杢、肌目はやや粗く重硬な木材。釘を打ち込む際に損傷が出やすいので、工夫が必要。用途は屋内用構造材、家具、桶、化粧単板、家具および脚物家具の脚、楽器の支柱、床柱、キャビネット、内装、床板、合板用、ダンネージ、パレットなど広い用途に用いられる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 8
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- 5
- 全収縮率
- 5
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- 6
- 全収縮率
- 6
- 4.曲げヤング係
- 8+
- 5.縦圧縮強さ
- 8+
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 8
- 8.せん断強さ
- 8
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- -情報なし-
- 基準解説
- -情報なし-
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考先
- 世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、新輸入原木図鑑(1980)