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英名「Sydney Blue Gum」で検索の結果

管理番号 科・属
4026378―3 フトモモ科 (Myrtaceae) ユーカリノキ属
英名・商業名
Sydney Blue Gum
学名
Eucalyptus saligna
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「ゴンサロメキシコアルベス」、代表英名「Saligna」。サリグナ、ゼブラウッド、タイガーウッド,キングウッド(アメリカ)、メスメートストリンギーバルク、ユーカリプタスオブリクア、Silver-Dollar Tree、Sydney Blue Gum
主たる分布
オーストラリア(この地区を材質表に掲載 )、マダガスカル島、南米南部
樹種解説
ゴンサロ・アルベスは、ゼブラウッド、アメリカではタイガーウッドやキングウッドなど、さまざまな名前をもっている。しかしこれらの名前は特徴を的確に言い当てたものではなく、そのなかには他の木材の名にしたほうがよいものもいくつかある。中南米の熱帯地方に広く分布するが、主にブラジルからゴンサロ・アルベスの名で出荷されている。大きさは中庸で、直径90cmまでの丸太を生産されている。非常に特色のある木材で、赤褐色にほとんど黒に近い縞をもち、これが装飾性の高い材面をつくり出しているが、切削の仕方によってももくが変化する。柾目面では交錯木理、あるいはごく稀に波状の木理があって、縞やヴァイオリンもくをつくるので、効果は一層高められる。ゴンサロ・アルベスは非常に緻密な木材で、ブナより約30%重い。アメリカ大陸熱帯地方では、高い強度と優れた耐久性とを兼備したものとして注目されている木材である。重硬ではあるが、製材にそれほどの難はなく、機械加工でむらなく仕上がるが、木理が不規則な場合は注意が必要である。装飾性の高い単板を切削することもできる。ブラジルでは構造用材として、また材面の特徴から家具や高級木工品用に需要が多い。高比重であること、および限られた供給量の精で、熱帯アメリカ以外ではこのような使途は許されず、たいていは単板の形で見られる。製材は、ブラシの背やナイフの柄、撞球のキューの石突きのような高価な品に用いられて人気がある。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
9
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
6
全収縮率
6
4.曲げヤング係
8+
5.縦圧縮強さ
9
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
9
8.せん断強さ
8
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、Australian Trees

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