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英名「Swamp Kapur」で検索の結果

管理番号 科・属
4004296―15 フタバガキ科(Dipterocarpaceae) リュウノウジュ属
英名・商業名
Swamp Kapur
学名
Dryobalanops lanceolata
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カポール」、代表英名「Kapur」。ウォルナット(ニューギニア)、カプール、カリマンタン camphor wood、カリマンタンカプール、サバカプール、サラワクカプール、ボルネオカンフォールウッド、Aboudikro(カメルーン,コートジボワール)、Assie-Sapelli(カメルーン)、Kapur Singkel,Kapur Sintuk,Kapur Empedu,Kapur Tanduk,Kapur Kayatan,Petanang(インドネシア)、Kapur-Kejatan,Kaladan,Swamp Kapur,Bomeo,Camphorwood-Paigie(マレーシア)
主たる分布
インドネシア、マレーシア
樹種解説
日本の市場では普通カポール、竜脳樹と呼ばれている。北ボルネオ産。建築構造用材、内部造作、床板等、車軸。この木から採取される竜脳は葉用香料の原料となる。マレー、スマトラ、ボルネオに数種がある。材は散孔材、生長輪はなく、垂直樹脂道がある。心材は淡紅褐色などで肌目は粗い。未乾燥の時は鋸挽、加工容易であるが、珪土を含んでいるものは鋸の歯を鈍くする。この材は磨く時は目止めを要す。釘打ち、ねじもみ、および接着良好。天然乾燥は困難ではないが、やや木口割れ、表面ひび割れを生ずる傾向がある。中庸ないしやや重硬。建築構造材・造作材、車両、船舶、器具などの用途があり、合板、とくにコンクリート型わく用合板に作られる。鉄道車両およびトラックボデーにも適する。樹から芳香ある樹脂の竜脳が得られ、香料、薬用となる。白蟻には食害されるが、菌に対しては抵抗力があり、白蟻のいない所では耐久力がある。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2.収縮率 接線方向
含水率1%当たり
7
全収縮率
7
3.収縮率 半径方向
含水率1%当たり
5
全収縮率
5
4.曲げヤング係
8+
5.縦圧縮強さ
9
6.縦引張り強さ
7+
7.曲げ強さ
8+
8.せん断強さ
8
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IB類、Endangered(EN)、と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論さ れる。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも50%の縮小が観察、推論される。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、世界木材図鑑(2007)、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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